2016-02-25 第190回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
また、七月下旬以降に瀬戸内町で誘殺されました一群につきましては、その誘殺の状況から判断いたしますと、初動防除によって終息に向かった。しかしながら、風の状況を勘案いたしますと、九月になって新たな飛来があった可能性が高い、また、その後も断続的な飛来があったということが考えられると思います。
また、七月下旬以降に瀬戸内町で誘殺されました一群につきましては、その誘殺の状況から判断いたしますと、初動防除によって終息に向かった。しかしながら、風の状況を勘案いたしますと、九月になって新たな飛来があった可能性が高い、また、その後も断続的な飛来があったということが考えられると思います。
本件につきましては、六月の奄美市における誘殺の当初から、鹿児島県、市町村と情報共有を行い、防除対策を講じてきたところでございます。 また、今次の奄美大島の本虫の誘殺に関しましては、島の中でのテックス板の設置に当たりまして、周辺の住民に対して、誘殺があったことを説明した上で、防除の協力を求めてきたところでございます。
昨年秋以降、奄美大島におきましてミカンコミバエの誘殺が続きましたことから、有人ヘリコプターによる誘殺板の散布など、全島的な防除活動を実施しております。 また、十二月十三日から、植物防疫法に基づく緊急防除を実施いたしまして、本虫が寄生するおそれのあるポンカン、タンカンなどの島外への出荷を規制するとともに、廃棄を実施しているところであります。
このトビモンオオエダシャクですけれども、その防除ですが、成虫時における誘ガ灯を利用しました誘殺、あるいは、幼虫時におきますBt剤という農薬ですけれども、その散布が有効だということでございまして、東京都からも利島で効果があったという報告を受けてございます。 特にこのBt剤というのは、いわゆる生物農薬ということで有機農産物にも使用可能な農薬でございます。
誘殺灯の増設とか応急対策を緊急に講じるとともに、根本的なもっと基本的な問題としてこれまでのリゾート推進一辺倒の政策を見直す必要があるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。リゾートの開発とアオドウガネ発生の因果関係、今後の対策について環境庁、農水省、そして沖縄開発庁、順次お尋ねをいたします。
ただ、実際にサトウキビの被害という面で申しますと、特に宮古島の関係でございますが、この数年は発生面積としては大体横ばいという状況ではございますが、やや増加の傾向にあるというふうなことでございまして、私どもといたしましては、これまで誘殺灯等の整備を図りまして防除に力を注いできたわけでございますけれども、サトウキビの重要な害虫であるということもございますので、今後とも病害虫対策事業等を通じまして防除の指導
カンシャクシコメツキにつきましてはフェロモンによる誘殺法が開発されておりますし、さらにまた粒剤施用によった省力、低コストの防除技術も確立されようとしております。さらに、カンシャコバネナガカメムシにつきましては、作型と発生との関係を解明いたしました新しい防除基準の決定ということで対応してまいりたいというふうに思っております。
以上のような体制をとっておりますので、この虫がわが国に侵入するという懸念はないものと思っておりますが、万々が一ということがございますので、早期発見体制ということで、主要な輸入港、市場それから主要生産県の消費地近接の果樹生産地帯等につきまして誘殺トラップを仕掛けまして侵入警戒調査を実施いたしております。そういう状況で、今後ともこの害虫の侵入防止には万全を期する考えでございます。
しかし、父島のミカンコミバエにつきましては、他地域と違いまして誘殺効果が薄いということのために、不妊虫の放飼量を大幅に増加させなければならないという問題がございます。そこで現在そのための施設を拡充中でございます。このために小笠原諸島全体の絶滅宣言がおくれているという実態にございます。今後とも農水省とも十分協議の上、対応してまいりたいというふうに考えております。
それからミカンコミバエでございますけれども、これにつきましては、五十二年以降沖繩群島を一円とします広域にわたりまして誘殺板による防除を実施してきたわけでございます。その結果著しく密度が低下をしてきております。当然五十六年度におきましても引き続き防除を実施をし、早期根絶を図っていきたいということでございます。
それからミカンコミバエにつきましては、やはり昭和五十二年十月以来、沖繩群島一円の広域にわたりまして誘殺紐による防除を実施してまいりましたんですが、その結果、非常にいい成果が出まして密度が非常に低下しております。たとえば、全体的に申しますと、約一千分の一程度に低下しておるわけでございますので、五十五年度も前年に引き続きまして防除を実施しようということでございます。
○政府委員(野崎博之君) 先ほどお話ございましたミカンコミバエの防除につきましては、先生御承知のように、誘殺ひもを空中から散布をするということで奄美群島でも非常に好成績を得ましたので、同じ方法で沖繩本島でもやるということで、昨年の予算約一億ですが、倍以上にふやしましてその対策に取り組んでいるところでございます。
この大型プロジェクト研究の概要はかなり広範囲なものになっておるわけでございますけれども、たとえばこの天敵微生物の検索と利用だとか、それから成虫の誘殺防除法だとか、樹幹というのですか、ここに注入をして単木の処理をするとか、それから被害発生環境の解明、その原因等、いろいろな土壌の問題等も含める問題、あるいは発生予察技術の確立だとか抵抗性品種の育成だとかいろいろな広範囲なことがやられておるわけでございますが
ウリミバエにつきましては、これも先生よく御承知だと思いますが、例の久米島で不妊虫——コバルト照射をかけた虫を放しまして、そこで少なくとも久米島においてはもう大体実験は成功いたしておりまして、引き続き慶良間諸島を対象にいまやっておるわけでございますが、そういうわけで、久米島についてはもう薫蒸なしで出荷をできるという状態になっておるわけでございますし、ミカンコミバエにつきましては、これはやはり四十七年から例の誘殺
そのため、誘引方法とか、あるいはえさ木誘殺というようなこれにかわるような駆除法もいろいろ試してみましたけれども、決め手となるようなものは全然なかったわけであります。
そのほか、えさ木誘殺という方法もございますけれども、これも少なくとも殺虫剤の空散よりも多くのマダラカミキリを殺すことは確かであります。 しかし、私は、自然のバランスをこの機会に回復さすことを本気に考えませんと、日本人は悔いを千載に残すんじゃないか、こういう心配をするわけでありまして、航空散布は私は根本的に反計でございます。
それから、先生は防除策としてえさ木の誘殺法を用いたらよろしい、こうお書きになっておりますが、確かにえさ木に行って誘殺されますのは産卵期のマダラカミキリでありますから、そのマダラカミキリはすでに羽化後に後食してザイセンチュウをもう松の木に侵入させた後でありますから、確かに翌年度の生息密度を低下させることには効果はありましょうが、当面の枯損を防止するには必ずしも有効ではない。
樹木誘殺では手ぬるいのじゃないか。確かにそのとおりですけれども、私さっき申し上げたのは、少なくともある程度の個体数が死ぬものですから、航空散布でゼロから数匹殺すよりもましだということを申し上げたので、これが有効とは申し上げておりません。 以上であります。
もう一つは、九月までにマダラカミキリの成虫駆除のため誘引剤による誘殺を行うこと。こういった点は特に、林野庁あたりも関係するかもしれませんが、基地の問題ですから、基地内に入ってやるかどうかは施設庁の管轄じゃないかと思います。この二点お約束してくださいますかどうか。